満潮・干潮はいつ起こるか?それはなぜか?


こちらで従来の説明をしてきました.しかし,実際には満潮の位置は下の図にようなります.

従来の説明では,月のある側とその反対側が満潮になるのに対し,実際の満潮の位置は,約90°ずれるのです.

実際の潮位の例はこちら(東京管区気象台).正午前後と真夜中前後に干潮になり,明け方と夕方に満潮になることがわかります.

 

この説明は,小学生向けにはもちろん,中学生,高校生向けにも落とし込むことができません.ネット上で唯一見つけた解説がこちらです.

ということで,

満潮・干潮はいつ起こるか?

満潮と干潮がもっとも大きくなるのは,
太陽-地球-月が一直線にならぶときと,
太陽-地球-月が一直線にならぶとき

である.

ことに間違いはありません.

ただ,満潮明け方ごろと夕方ごろに起こり,干潮正午ごろと真夜中ごろに起こる.

というのが実際です.

それはなぜか?

小学生がわかるように説明することはできません.

というのが実際です.