回路の問題を解くときに必要な14のルール

これまでの内容をまとめます.これだけはおさえておきましょう.

 

ルール1 電流の大きさは豆電球の前後で変わりません.

ルール2 電流がかならず通る一本道の豆電球がある → その回路は直列です.

ルール3 豆電球の直列回路は,豆電球の数だけ電流が流れにくくなります.

ルール4 同じ豆電球であれば,豆電球に流れる電流が大きいほど明るくなります.

 

ルール5 電池からきた電流が枝分かれできる → その回路は並列です.

ルール6 「並列回路では2つの回路がある」と考えます.並列回路は枝分かれの数だけ,電流が流れやすくなります.

ルール7 並列つなぎの電流は,回路の足し算で考えます.電流の足し算ができるからです.

ルール8  豆電球は電流をじゃまするはたらきがあります.豆電球が電流の流れをじゃまするはたらきを「流れにくさ(抵抗)」で考えます.

ルール9「流れにくさ」と電流の大きさは逆の数(逆数)をとる関係にあります.

ルール10 豆電球の直列回路と並列回路が両方ある場合,直列回路と並列回路の「流れにくさ(電気抵抗)」を足し算できます.

ルール11 豆電球を通らずにすむ道筋がある場合,電流は豆電球を通りません.

ルール12 直列回路の豆電球をはずすと,直列の関係にある豆電球がぜんぶ消えます.

ルール13 2個の電池の並列回路に流れる電流は,電池1つと同じです.

ルール14 2個の電池の直列回路に流れる電流は,電池1つの2倍です.

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